「僕はまた、君にさよならの数を見る」霧友正規【恋愛・青春】
僕はまた、君にさよならの数を見る
霧友正規
レビューを読む前にこちらをご覧ください(*^◯^*)
大学の医学部コースへ入学する僕は
桜の花が美しい春の日に、その女の子と出会った。
一目惚れだったのだと思う。
僕たちは恋人になり、なにげない温かな日々を送る。
「亡くなった父親が患っていた、難病の治療法を見つけたい」
そう彼女は明るく夢を語った。
けれど彼女に触れた時、300という数字が冷たく浮かんだ。
それは”ひとの人生の残り時間が見える”僕が知ってしまった
彼女とのさよならまでの日数で---
別れる定めの二人が綴る、切ない恋物語。
訪れる0の先へ、
きっとまたページをめくりたくなる。
裏表紙より引用
感想
なんともロマンチックな題名に
目を惹かれて購入!
裏表紙の説明文通りの流れですw
素朴な大学生の恋愛
すごくぶっきらぼうの僕、
不器用ながらの彼女への優しさに
ついついニヤッとしてしまう場面が多く
心がホッとする感じがします。
病気を自覚している彼女と
寿命が見えてしまう僕、
お互いにそのことを知らないが故の
心の違いがなんとも切ない。
その二人を支える周りの友情愛も素敵。
あー、大学生いいなと思っちゃいんあいw
病と闘いながら、明るく過ごす彼女の強さと
それを知りながら一番近くで見ていた
僕の強さと優しさが身にしみます。
恋愛と一言でまとめられない
人と人の関わりの温かさを感じられる物語。
米津玄師の「アイネクライネ」
って曲がとても似合う物語。
知らない人は合わせて聞いてみると
なんだか切ない綺麗な気持ちになるよ♪
ほたる評価
おもしろさ:★★☆
感動: ★★☆
読みやすさ:★★☆
全体: ★★★☆☆
恋愛小説って女の人が読むような
感じだけど、これは是非男性に
読んでもらえるといいかも。
僕の彼女への心情が細かく書いてあるので
共感する部分が多くて
より感動するんじゃないかなぁと思います!
是非、読んで見てください♪
最後まで読んでくれてありがとう!
ポチッと押してもらえると嬉しいです(*^◯^*)