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ちょっとおバカな「ほたる」の小説レビューブログ

「終電の神様」阿川大樹【青春・ミステリー】

終電の神様 阿川大樹 

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はじめに - ほたるBOOK STORE

 

あらすじ

父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、

納期が迫ったITエンジニア、

背後から痴漢の手が伸びる美人ーーー

それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が

事故で運転を見合わせる。

この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけない

ターニングポイントとなり、そして…

温かな涙と希望が湧いてくる、感動のヒューマンミステリー。

             表紙裏より引用

 

 

感想

さらりと読んでいると

章ごとの物語が全然違うことに気づいて

あれ?どうゆうこと?ってなってしまった

私の脳みそ。

どうやら、短編の物語が詰まった本みたい。

 

それぞれの物語が

いかにも良い意味でその辺でありそうなお話。

その中で、

「終電で事故」が起こったからこその

状況の変化や、大切なことを思い出すなど

主人公の気持ちの変化が書かれています。

 

後半のお話は

「電車の事故」に関わるお話。

こちらは、「死」を身近に感じたからこその

主人公の気持ちの変化が書かれています。

 

どちら側のお話も、

当たり前が当たり前じゃないこと

を伝えてくれているように思いました。

 

非日常的な場面に遭遇すると

日常のありがたみを実感するというのか

自分の奥底の気持ちに気づくというのか…。

 

そして、一見繋がりがなさそうなお話

だけど、少しずつ繋がっているのも

うっすら伝わってきました。

うっすらねw

 

心温まるお話から

ハッとするお話まで…w

楽しめる小説でした。

 

ほたる評価

おもしろさ:★★☆

感動:   ★☆☆

読みやすさ:★☆☆

全体:   ★★★☆☆

 

短編というのに気づくのが遅すぎた

未熟な私だからこその評価かもw

もう一回読むと、

もっと話が繋がるのかも?

時間があれば読んでみます^ ^

 

 

終電の神様 (実業之日本社文庫)

終電の神様 (実業之日本社文庫)

 

 

 

 

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「僕はまた、君にさよならの数を見る」霧友正規【恋愛・青春】

僕はまた、君にさよならの数を見る

霧友正規

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はじめに - ほたるBOOK STORE

 

大学の医学部コースへ入学する僕は

桜の花が美しい春の日に、その女の子と出会った。

一目惚れだったのだと思う。

僕たちは恋人になり、なにげない温かな日々を送る。

「亡くなった父親が患っていた、難病の治療法を見つけたい」

そう彼女は明るく夢を語った。

けれど彼女に触れた時、300という数字が冷たく浮かんだ。

それは”ひとの人生の残り時間が見える”僕が知ってしまった

彼女とのさよならまでの日数で---

別れる定めの二人が綴る、切ない恋物語

訪れる0の先へ、

きっとまたページをめくりたくなる。

          裏表紙より引用

 

 

感想

なんともロマンチックな題名に

目を惹かれて購入!

 

 

裏表紙の説明文通りの流れですw

 

 

素朴な大学生の恋愛

すごくぶっきらぼうの僕、

不器用ながらの彼女への優しさに

ついついニヤッとしてしまう場面が多く

心がホッとする感じがします。

 

 

病気を自覚している彼女と

寿命が見えてしまう僕、

お互いにそのことを知らないが故の

心の違いがなんとも切ない。

 

その二人を支える周りの友情愛も素敵。

あー、大学生いいなと思っちゃいんあいw

 

病と闘いながら、明るく過ごす彼女の強さと

それを知りながら一番近くで見ていた

僕の強さと優しさが身にしみます。

 

恋愛と一言でまとめられない

人と人の関わりの温かさを感じられる物語。

 

米津玄師の「アイネクライネ」

って曲がとても似合う物語。

知らない人は合わせて聞いてみると

なんだか切ない綺麗な気持ちになるよ♪

 

ほたる評価

おもしろさ:★★☆

感動:   ★★☆

読みやすさ:★★☆

全体:   ★★★☆☆

 

恋愛小説って女の人が読むような

感じだけど、これは是非男性に

読んでもらえるといいかも。

僕の彼女への心情が細かく書いてあるので

共感する部分が多くて

より感動するんじゃないかなぁと思います!

是非、読んで見てください♪

 

 

僕はまた、君にさよならの数を見る (富士見L文庫)

僕はまた、君にさよならの数を見る (富士見L文庫)

 

 

 

 

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「君の膵臓をたべたい」佐野よる【恋愛・青春】

 

君の膵臓をたべたい 佐野よる

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はじめに - ほたるBOOK STORE

 

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。

タイトルは「共病文庫」。

それはクラスメイトである山内桜良が綴った、

秘密の日記帳だった。

そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、

もういくばくないと書かれていてー。

読後、きっとこのタイトルに涙する。

「名前のない僕」と「日常のない彼女」が

織りなす、大ベストセラー青春小説。 

              ー裏表紙より引用ー

 

感想

一言で言って、

感動!!!!!!!!

 

いや、一言じゃ終わらせれないw

 

ただの恋愛ものではなく

「死」を覚悟しているからこその

重みのある言葉で

「生きている」ということを考えさせられます。

 

そして、

この本の語り手は「僕」。

この「僕」の独特な考え方と生き方

ついつい興味が出て、先へ先へと進みやすかった。

また、

最後になってやっと名前を知ることができる仕組み。

名前を出さないことで

周りが「僕」のことをどう思っているのか

いろんな言葉で表されていて

場面ごとにそれが変わっていって

それも面白みの一つ。

 

 

読んでいる私にとっては手に取るように

お互いの感情がわかってはいたのだけど…w

小説内での二人はモヤモヤしていたお互いへの

想いが最後の最後でやっとわかるという展開に

切なく、とても感動。

 

甘酸っぱさがあり、

ただの高校生の恋愛ものでもない、

生と死について考えさせられるこの本。

すごく奥が深かった。

 

結末からの題名の意味に

涙が誘われるかも!?

 

 

ほたる評価

おもしろさ:★★☆

感動:   ★★★

読みやすさ:★★☆

全体:   ★★★★★☆

 

 

語り手が「僕」なため、

普通の小説よりも慣れ親しんだ口調

読めるのが良かった。

強いて言えば、

ちょっと最後の繰り返しの文が多かったかな…なんてw

最後の感動をもう少し引き伸ばしても

良さそうな気持ちもして…w

でも

なんだか桜良のおバカさが私にかぶって

自分もこう言うな〜って思ったら

クスッと笑えてしまう部分が多くて

二人のやりとりに面白みを感じました。w

でも、最後は感動だからね!!w

 

小説初心者の人も読みやすい作品として

お勧めします!!!!!!!!

 

 

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

 

 

 

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はじめに

はじめまして、ほたると申します(*^◯^*)

この度、小説レビューブログを開設

 

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自己紹介 

実はこの私、

とっても文章読解力が低く

国語が大の苦手でした。

(だからと言って英語が話せるわけじゃないけどねw)

漢字も熟語もことわざも

とっても苦手w

 

でも本はずっと好きだったの。

自己啓発本

文字も大きいし、ふりがな付いてたり

わかりやすい言葉が多かったり…w

 

そんな私が

小説デビューーーー(*^◯^*)

 

ちょっとは国語力が上がるかな?w

 

ってことで

せっかくなのでレビューとして

読んだ記録と感想を残していこうかな

と思っております♪

 

 

注意事項

 ・ほたるなりの解釈です。

 小説を読み慣れてる方には計り知れない

 読解力の低さだと思います。

 不快感を与えてしまったらすみません…(><)

・ネタバレはしないようにはしますが

 きっと結末が見え隠れするかもしれません。

 知りたくない方はすぐに購入することをお勧めします!

 

 

最後に

私のように

小説読んでみたいけど大丈夫かな?

最後まで読めるかな?など

文章読むの苦手な方

読書初心者の方

参考にしてもらえるような

レビューブログを目指していきます(*^◯^*)

ほたるBOOK STOREをよろしくお願いします♪

 

 

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